翡翠彫刻 勾玉 糸魚川小滝産
写真の翡翠は、淡い緑色で頭の部分と尾の部分の大きさがあまり変わらない古代型を模した品。
日本で上質の翡翠を産することが再発見されたのは昭和初期の事。それまでは縄文から弥生時代の遺跡から出土する翡翠の装飾品は海外からの交易でもたらされたと考えられていたが、実は国産で、ヌナカワヒの伝説がある越の国がその主な産地だったようだ。
出雲大社には上質の翡翠勾玉(透明感がありアップルグリーン色の見事な品)が保管されているが、分析により糸魚川産の翡翠であると結論づけられたという。