アメジスト　紫水晶　メキシコ
透明感があり比較的細長い形状のアメジスト原石
全体として薄めの発色で先端部へいくほど色が失われていき透明感が増して行きます。
よく見ると、先端部には紫色の山形の層が見られ、ファントムクオーツであることが見て取れます。
ファントムクオーツは結晶の成長が止まったり弱まったりした後、再度成長を始めた際に内部の層として見られるもので、木の年輪に似ています。
木の年輪は季節による定期的な成長の強弱の繰り返しが層になったものですが、ファントムの場合は不定期でありファントムの層によって結晶の年齢がはかれるものではありません。