ラピスラズリ 瑠璃石 アフガニスタン 形状:丸玉に加工
群青色が美しいラピスラズリは大変人気の高い石です。濃紺の色合いに点在するパイライトの金色が夜空にきらめく星々をイメージさせます。
名前はアラビア語で青色の意味をもつ「al-lazward」と石の意味を持つ「lapis」(ラテン語)からきており、青い石という意味になります。
パイライトによる金色が点在し、カルサイトの白い色を含むモノもあります。濃紺の色合いの中に点在する金色の斑点は、夜空にきらめく星々を想像させます。
日本では古来から七宝の一つに数えられ珍重されてきました。また、「群青」「空青」と称される群青色の絵の具に使用されました。
この石で最も有名なのはエジプト、ツタンカーメン王の黄金のマスクでしょう。あのマスクの青い部分にはラピスラズリが使用されているとのことです。
各地で古くから珍重され、神聖な石、王の権威を象徴する石などの伝承があります。また、幸運を招き入れたり、旅先での危険から身を守るお守りとして使用されたとも云われます。