虎目石 形状:丸玉に加工 南アフリカ
茶褐色の地に黄色くキャッツアイの輝きが妖しく光ります。
見る角度によって輝きが変化し、色のコントラストの強弱が加わり、引き込まれそうな感覚に陥ってしまいます。
虎目石はクロシドライト(青石綿)という鉱物に珪酸分が染み込んで硬くなったものです。クロシドライト本来の色は灰青色ですが、酸化して金褐色や黄褐色などに変化することで、黄褐色に近いものをタイガーズアイ(タイガーアイ)、赤褐色に近いものをレッドタイガーアイ、本来の青灰色に近いものをブルータイガーアイ(ホークスアイ)と呼びます。いずれも、キャッツアイ効果(シャトヤンシー効果)を示し、虎の目の様に見える事から命名されたといわれます。